北海道のおすすめサウナ施設TOP12！ととのうコツも紹介【2023】

日本で近年ブームとなっている「サウナ」。北海道にはサウナを楽しめる施設が多くあり、雄大な自然に囲まれながらサウナ浴ができるところも少なくありません。さらに、施設によってサウナの設備は異なり、ドライサウナや塩サウナ、ロウリュ、独自の室内デザインなど楽しみ方もさまざまです。

こちらの記事では、“ととのう”を体験ができる北海道のおすすめサウナ施設のTOP12を紹介。初心者にも分かりやすく“ととのう”方法も解説していますので最後まで読んでみてください。

この記事のポイント！
・北海道はセルフロウリュができるフィンランド式が多い
・「モーリュ」は温泉水を使用するロウリュ
・「ウォーリュ」は壁に温泉水をかけるロウリュ
・ととのうとは「頭がすっきりとした感覚」になること
・サウナ・水風呂・外気浴を繰り返すことでととのう

北海道はサウナの聖地？おすすめのサウナ施設ランキングTOP12

近年注目を集めているサウナですが、北海道にも魅力的なサウナが多くあります。北海道にあるサウナの中から、さっかんジャーナル編集部が ①施設の充実度 ②アクセスの良さ ③独自性 をもとに順位付けしたのが次の12カ所です。あくまで独自のランキングなのでご参考まで。

北海道でおすすめのサウナ施設ランキング

1. 祝いの宿 登別グランドホテル（登別）
2. 北こぶし知床 ホテル&リゾート（斜里町）
3. ジャスマックプラザ すすきの天然温泉 湯香郷（札幌）
4. 登別万世閣（登別）
5. 洞爺湖万世閣ホテルレイクサイドテラス（洞爺湖温泉）
6. 森のリゾート 北海道ホテル（帯広）
7. ニコーリフレ SAPPORO（札幌）
8. おふろcafe星遊館（芦別）
9. 吹上温泉 保養センター 白銀荘（上富良野）
10. 十勝川温泉 観月苑（十勝川温泉）
11. GARDENS CABIN（札幌）
12. きたゆざわ森のソラニワ（北湯沢温泉）

ここからは、それぞれのサウナの特徴や施設情報を詳しく解説します。

1.祝いの宿 登別グランドホテル（登別）

祝いの宿 登別グランドホテルは、1938年創業で「登別温泉の迎賓館」とも呼ばれる伝統のあるホテルです。2022年9月10日に鬼をテーマにした「鬼サウナ」をオープン。鬼灯の湯にあるサウナ室の外観は地獄谷の崖のような岩肌を再現し、鬼の棲み家のような荒々しさを感じるサウナとなっています。110℃の高温サウナで、毎時0分にはロウリュが自動発生します。正面には大きな窓、側面には円形の窓があり、四季折々の風景を眺めながらととのうことができるのも鬼サウナの魅力です。

また、2023年7月には、熊が冬眠する穴倉をテーマにしたサウナ「熊サウナ」がオープンしました。サウナ室内には熊野レリーフが設置されており、優しめの80℃設定。熊笹茶のセルフロウリュがあり、ウェット感がありぬくぬくとした時間を過ごせます。

日帰り料金	中学生以上2,000円、子供（2歳〜小学生）1,000円
利用時間	12:30〜24:00（月・木は14:30〜24:00） 7:00〜10:00
住所	北海道登別市登別温泉町154
駐車場	100台（無料）
電話番号	0143-84-2101（予約直通：0143-84-2425）
アクセス	道南バス「登別温泉ターミナル」から徒歩約1分
公式サイト	登別温泉 登別グランドホテル

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2.北こぶし知床 ホテル&リゾート（斜里町）

北こぶし知床 ホテル&リゾートは、大自然に囲まれた大型リゾートホテルです。最上階の展望大浴場「大海原」内に、「KAKUUNA（カクウナ）」と「UNEUNA（ウネウナ）」という2つのサウナがあります。KAKUUNAは流氷をイメージした直線的なデザインが特徴で、600ものパーツを組み合わせた多面構造のカクカク感とサウナを文字って名付けられました。一方、UNEUNAは木の洞窟をイメージし、3D加工で木材を削り出した曲線的なデザインが特徴です。

いずれもオートロウリュ装置が設置されているほか、大きな窓からは知床の山並みやオホーツク海を眺めることができ、最適な室温・湿度の中、大自然を感じてサウナ浴を楽しめます。

また、全国のサウナーからの評価も高く、2022年にはサウナ専門ブランドを運営する「TTNE株式会社」が発表するサウナ会のミシュラン「サウナシュラン2022」にも選ばれました。ただし、日帰り入浴の受付を行っていないため、サウナを利用できるのは宿泊客のみとなります。

宿泊料金	2名1室利用1名24,000円〜（プランによる） ※日帰り入浴は行っていません
入浴時間	【UNEUNA】 男性15:00～24:00、女性5:00～10:00 【KAKUUNA】 男性5:00～10:00、女性15:00～24:00
住所	北海道斜里郡斜里町ウトロ東172
駐車場	150台（無料）
電話番号	0152-24-2021
アクセス	・女満別空港から車で約1時間50分 ・ウトロバスターミナルから徒歩約5分
公式サイト	北こぶし 知床 ホテル&リゾート

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3.ジャスマックプラザ すすきの天然温泉 湯香郷（札幌）

すすきの天然温泉 湯香郷は、札幌市内の「ジャスマックプラザホテル」内にあるすすきの最大級の天然温泉です。92℃の高温サウナと72℃の低温サウナの2種類が設置されており、好みに合わせて使い分けることができます。すすきの駅から徒歩で約5分とアクセスに優れていることが特徴で、都心の真ん中にいることを忘れて疲れた体を癒す時間を過ごせます。

また、地下800ｍの自家源泉から湧出するやわらかな湯はナトリウム-塩化物泉なので、高い保湿効果が期待できます。

日帰り料金	【温泉】 大人2,750円、小学生1,430円 お食事セットプラン3,410円〜 【モーニング温泉（月～金・正午まで受付）】 大人1,980円、小学生1,100円 【夜温泉（21:00以降の受付）】 大人1,980円
営業時間	【温泉】 10:00～24:00（最終受付23:00） ※月曜日は12:00〜 【飲食】 11:30〜22:00（L.O.21:30） ※月〜金は15:00〜17:00 クローズ
住所	北海道札幌市中央区南7条西3丁目 （ジャスマックプラザ2～4F）
駐車場	81台（60分400円、要事前予約） ※館内ご利用優待料金は210円
電話番号	011-513-8107
アクセス	・地下鉄南北線「すすきの駅」から徒歩約5分 ・地下鉄南北線「中島公園駅」から徒歩約3分 ・札幌I.Cから車で約30分
公式サイト	すすきの天然温泉 湯香郷

4.登別万世閣（登別）

登別万世閣は、登別市にあるホテルです。登別万世閣のサウナは2021年4月にリニューアルされ、フィンランド式の「ロウリュサウナ」を完備していることが特徴です。日本の一般的なサウナは、サウナストーブに水をかけられないドライタイプですが、登別万世閣はサウナストーブに水をかけて、ドライ・ウェット・ミストどの環境も自由に作ることができます。

室内は白樺と檜の香りが漂う北欧をイメージさせる空間となっており、自然の香りを感じながらセルフロウリュで心地いい汗を流せます。

日帰り料金	【午前（7:00～9:30）】 大人700円、子供400円、2歳以下無料 ※タオル付 【午後（13:30～20:00）】 大人1,100円、子供550円、2歳以下無料 ※タオルレンタルは300円
利用時間	7:00～9:30（最終受付9:00） 13:30～20:00（最終受付18:00）
住所	北海道登別市登別温泉町21
駐車場	あり（無料） ※車種・時間帯により案内場所が異なるため係員が誘導
電話番号	0570-08-3500
アクセス	・道南バス「登別温泉ターミナル」から徒歩約1分 ・登別東I.Cから車で約10分
公式サイト	登別万世閣｜北海道・登別温泉の温泉ホテル

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5.洞爺湖万世閣ホテルレイクサイドテラス（洞爺湖温泉）

洞爺湖万世閣ホテルレイクサイドテラスは、登別万世閣と同じ北海道の温泉ホテルチェーン「万世閣ホテルズ」が運営するホテルです。洞爺湖畔にあるリゾート感のあるホテルで、日帰りで利用することもできます。地下1階の大浴場「月の湯」と最上階の露天風呂「星の湯」には、フィンランド式のサウナストーブが設置されています。「ととのえ親方」と呼ばれているサウナーの「松尾大」氏の監修でサウナを一新したことでも話題となりました。

また、月の湯のサウナ室は一面ガラス張りで、開放感のある造りとなっており、窓の外にある「巨石の庭」や四季折々で変化する自然を眺めながら心地いい時間を過ごせます。

日帰り料金	【平日】 大人1,200円、3歳〜小学生600円、2歳以下無料 【土曜・日曜・祝日】 大人1,500円、3歳〜小学生750円、2歳以下無料 ※毎月18日と26日は割引あり
利用時間	【星の湯（最上階）】 男性7:00～10:00、女性13:00～21:00 【月の湯（地下1階）】 男性13:00～21:00、女性7:00～10:00
住所	北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉21
駐車場	あり（無料） ※車種・時間帯により案内場所が異なるため係員が誘導
電話番号	0570-08-3500
アクセス	・札幌から車で約1時間45分（高速利用） ・虻田洞爺湖I.Cから車で約10分 ・JR洞爺駅からバスで約20分
公式サイト	洞爺湖万世閣ホテルレイクサイドテラス

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6.森のリゾート 北海道ホテル（帯広）

森のリゾート 北海道ホテルは、帯広市にあるアーバンリゾートホテルです。2019年6月に女性用サウナをリニューアル、2021年5月に男性用サウナをリニューアルし、十勝初のフィンランド式サウナを導入して壁には十勝の白樺を使用したこだわりのサウナです。植物性の有機物を多く含む温泉「モール温泉」でロウリュする「モーリュ」や、ウォール（壁）にロウリュする「ウォーリュ」が楽しめます。男性サウナ室のみにある木彫りのくまにロウリュする「ガオーリュ」もあり、他では体験できない構成的なロウリュが特徴です。

また、北海道ホテルは温泉内のサウナ室のほか、サウナ付きのツイン客室「ととのえ」も人気です。バスタブに冷水をためれば水風呂になり、ベランダで外気浴もできるため、プライベート空間のサウナを楽しめます。

日帰り料金	大人2,000円、小学生以下500円 ▼日帰り入浴回数券 5枚つづり8,000円、10枚つづり15,000円
利用時間	5:30～9:30（最終入館9:00）、14:00～21:00
住所	北海道帯広市西7条南19丁目
駐車場	180台（無料）
電話番号	0155-21-0001
アクセス	・JR帯広駅から徒歩約13分 ・帯広空港から車で約30分
公式サイト	森のスパリゾート 北海道ホテル

7.ニコーリフレ SAPPORO（札幌）

ニコーリフレは、札幌市内にある男性専用カプセルホテルです。本格的なスパ・サウナを併設している複合施設で、サウナも24時間利用することができます。道内だけでなく、全国のサウナファンが注目する人気施設で、会員になればリーズナブルな価格でサウナを利用できます。

ミストサウナとロッキーサウナ（高温サウナ）の2種類があり、ロッキーサウナは約80℃の設定です。約1時間に1回のロウリュサービスや16℃の水風呂、休憩スペースもあるのでじっくりとととのうことができます。また、施設が地下鉄「すすきの駅」から徒歩で約3分の場所にあるアクセスのよさも魅力です。

ビジター料金	【入浴（24時間コース）】 ビジター4,000円（土日祝は4,200円） 小学生以下1,700円（土日祝は1,900円） ※0:00～5:00の入館・0:00以降の退館は+1,200円
会員料金	【入浴（24時間コース）】 2,900円（土日祝は3,100円） 【平日】 リフレタイム（5〜16時受付）／5時間1,900円（延長時+1,000円） ナイトタイム（16〜20時受付）／5時間2,100円（延長時+800円） 【土日祝・特別日】 リフレタイム（5〜16時受付）／5時間2,100円（延長時+1,000円） ナイトタイム（16〜20時受付）／5時間2,300円（延長時+800円） ※いずれも、0:00～5:00の入館・0:00以降の退館は+1,200円
営業時間	24時間 ※4:00〜5:00は浴室清掃のためサウナの利用不可
住所	北海道札幌市中央区南3条西2丁目14番地 ニコービル4階
駐車場	なし（近くの提携有料駐車場を利用）
電話番号	011-261-0108
アクセス	・地下鉄南北線「すすきの駅」から徒歩約3分 ・JR「札幌駅」から徒歩で約15分
公式サイト	ニコーリフレ

8.おふろcafe星遊館（芦別）

おふろcafe星遊館は、芦別市にある「芦別温泉スターライトホテル」内の温泉施設です。カフェ感覚で気ままに過ごせるコンセプトとして併設されたレジャー空間で、大浴場や寝湯のほか、露天風呂やドライサウナ、塩サウナ、露天のバレルサウナがあります。ドライサウナではセルフロウリュを行え、塩サウナは塩を塗りこんで古い角質を溶かす美容効果が期待できます。2023年4月に新たに設置されたバレルサウナは大きな樽型のサウナで、4〜5名まで入れてセルフロウリュも可能です。

また、おふろcafe星遊館の水風呂「油谷源泉水風呂」には「含硫黄‐ナトリウム・マグネシウム‐炭素水素塩冷鉱泉」が使用されており、全国的に見ても珍しい硫黄成分の冷鉱泉が特徴です。

日帰り料金 （一般）	【90分コース】 大人815円（土日祝は925円）、小学生358円（土日祝は413円） 【フリータイム】 大人1,145円（土日祝は1,255円）、小学生523円（土日祝は578円） ※フリータイムはタオルセット付 ※未就学児は無料
日帰り料金 （会員）	【90分コース】 大人760円、小学生330円 【フリータイム】 大人1,090円、小学生495円 ※フリータイムはタオルセット付 ※未就学児は無料
利用時間	6:00～22:00（最終入館21:00）
住所	北海道芦別市旭町油谷1
駐車場	200台（無料）
電話番号	0124-23-1155
アクセス	・JR芦別駅からバスで約18分 ・滝川I.Cから車で約50分
公式サイト	芦別温泉スターライトホテル & おふろcafe星遊館

9.吹上温泉 保養センター 白銀荘（上富良野）

吹上温泉 保養センター 白銀荘は、上富良野町の吹上温泉にある町営温泉宿です。大雪山国立公園の「十勝岳連峰」の中腹に位置しており、大自然に囲まれた温泉宿で、登山や各種研修の場所として親しまれています。白銀荘はサウナ付きの日帰り入浴ができ、10人ほど収容できるサウナ室ではセルフロウリュも行えます。ひばの香り豊かな室内には2つのイスが設置されており、窓からは外の景色を眺めながら開放的な気分でサウナ浴が可能です。

白銀荘のサウナの魅力は、冬季に積もった雪へのダイブです。サウナで熱くなった体を雪に埋もれて冷やすことができます。上富良野駅から車で約20分の場所と、アクセスしにくい場所にありますが、全国のサウナーからは「北の聖地」と呼ばれるほど人気があります。

日帰り料金	大人700円、中・高校生500円、小学生300円 【回数券12枚つづり】 6,000円
時間	館内利用／9:00～22:00（最終入館21:00） 入浴時間／10:00～22:00
住所	北海道空知郡上富良野町吹上温泉
駐車場	40台（無料）
電話番号	0167-45-4126
アクセス	JR上富良野駅から車で約20分
公式サイト	白銀荘 / 日の出公園オートキャンプ場

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10.十勝川温泉 観月苑（十勝川温泉）

十勝川温泉 観月苑は、十勝川のほとりに位置する宿泊施設です。北海道遺産にも認定されている植物性モール温泉をはじめ、サウナも設置されています。観月苑のサウナはフィンランド式のロウリュサウナで、セルフロウリュが楽しめます。

露天風呂に備わっているウッドデッキでは、大自然に囲まれた雄大な景色を眺めながらゆっくりと外気浴することが可能です。

日帰り料金	大人1,800円、子供（1歳～小学生）500円 ※タオルレンタル付
利用時間	【平日・日曜日】 5:00～8:00、13:00～21:00 【土曜日・特定日】 5:00～8:00、13:00～15:00、18:00～21:00 ※特定日はお盆や年末年始などの大型連休
住所	北海道河東郡音更町十勝川温泉南14丁目2
駐車場	100台（無料）
電話番号	0155-46-2001
アクセス	・音更帯広I.Cおよび池田I.Cから車で約20分 ・JR帯広駅から車で約20分
公式サイト	十勝川温泉 観月苑

11.GARDENS CABIN（札幌）

GARDENS CABINは、札幌市内中心部に位置するホテルです。カプセルホテルとビジネスホテルの中間形態となっており、地下1階にある大浴場には主浴槽のほかにサウナや水風呂などが設置されています。フィンランド式のロウリュサウナを導入しており、札幌でも数少ないセルフロウリュを楽しめます。

また、地下鉄「大通駅」から徒歩で約2分、すすきのまで徒歩5分の場所にある立地のよさも魅力のひとつです。

日帰り料金	一般1,500円
利用時間	5:30～9:30、15:00～26:00
住所	北海道札幌市中央区南1条西4丁目4-1
駐車場	なし（近くに有料立体駐車場を利用）
電話番号	011-522-8585
アクセス	地下鉄「大通駅」から徒歩約2分
公式サイト	GARDENS CABIN

12.きたゆざわ 森のソラニワ（北湯沢温泉）

かつての老舗温泉旅館「北湯沢温泉 第二名水亭」が「きたゆざわ 森のソラニワ」にリニューアルしたのが2017年のこと。隣接する野外アドベンチャーパークや1,500平米を誇る“温泉ビーチ”や露天風呂などもあり、家族で楽しめるホテルとして人気です。2023年3月に新しいコンテンツとして追加されたのが、子供連れ利用が多い同ホテルならではの「かまくらサウナ」。独特な形もさることながら、水着やポンチョを着用して子供と一緒に利用できるのが最大の魅力。

アロマオイルを入れて凍らせた氷の球（キューゲル）をサウナストーンに置いて融かし、ロウリュを促す一風変わった催しを行うほか、連休などには子供向けイベントも行っています。ちなみに、夕方以降は大人限定のサウナとなるので、サウナーはその時間帯にじっくりとどうぞ。

日帰り料金	大人1,500円、子供（3歳以上）750円
営業時間	10:00～21:00（最終受付20:00） ※11:00～12:00は清掃のため「かまくらサウナ」利用不可
住所	北海道伊達市大滝区北湯沢温泉町300-7
駐車場	あり（無料）
電話番号	0570-026-574（10:00～17:00）
アクセス	札幌から車で約1時間50分（高速利用）
公式サイト	きたゆざわ 森のソラニワ

サウナでよく言われる「ととのう」とは？

サウナを利用するにあたって「ととのう」という言葉をよく使われますが、ととのうとは何かわからない方も多いかと思います。ととのうとは、サウナ・水風呂・外気浴の3ステップを1〜3セット繰り返した後に起きる「体が軽くなる感じ」「頭がクリアになった感覚」のことを指します。

ととのうという言葉は、もともとタナカカツキ氏による漫画「サ道」で使われていました。サ道が2019年にドラマ化され、人々のサウナに対する認知度が高まり、ドラマで使用されていた「ととのう」という言葉が広まったとされます。

サウナでととのうコツ！入る時間は何分が目安？

基本的なサウナの入り方・ととのうまでの流れは次のとおりです。

1. サウナ：5〜12分
2. 水風呂：1〜2分
3. 外気浴（休憩）：5〜10分
4. 1〜3の繰り返し（目安は1〜3セット）
5. ととのう

事前に水分補給をしっかりして髪や体を洗ってから、サウナ室へ入ります。サウナ浴する時間は室内の温度や湿度により異なりますが、長くて12分を目安に入りましょう。サウナ後は1〜2分ほど水風呂に浸かります。水風呂に入る前は、かけ湯して汗をながすのがマナーです。外気浴はイスに深く腰かけて楽な姿勢で横になります。5〜15分の外気浴を行うことで、水風呂で冷えた体がじんわり温まっていきます。

サウナ・水風呂・外気浴を1〜3セットほど行って、心身が調和された状態がととのっている状態です。五感がさえ、雑念が消え、疲労が取れるなどの効果を実感できます。

サウナの水風呂は16〜17℃が適温

サウナ後の水風呂は16〜17℃が適温とされています。人間の体は生命が危うい温度になると痛みとして知らせてくれる機能が備わっており、16〜17℃以下の低温になると痛みを感じるようになります。

サウナ後の体を冷ます快適な範囲内で、なおかつ痛みを感じないギリギリの温度が16〜17℃です。そのため、水風呂の温度は16〜17℃がベストとされています。

まとめ

北海道には多くのサウナがあり、ロウリュが楽しめる施設も少なくありません。北海道のサウナは、大自然に囲まれた場所でじっくりととのうことができるのが魅力です。北海道でしか味わえないサウナの魅力を、ぜひこの機会に堪能してください。