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プラン詳細を見る夏の富良野の魅力と言えば、一面紫色に染まるラベンダー畑。風にそよぐラベンダーの可憐な姿と芳しい香りは、忙しく生きる現代人にしばしの休息を与えてくれる、そんな魅力さえあります。夏を迎えると富良野一帯はその姿をひと目見ようと観光客で大賑わい。それぞれに風情の異なるラベンダー園が富良野エリアのあちこちにあるので、計画段階でどこに行けば良いか悩んでしまう方も少なくないはず。
本記事では、富良野のおすすめラベンダー畑を厳選して7カ所ご紹介。ラベンダーの見頃や花の特徴も解説していますので、あわせて参考にしてみてください。
この記事のポイント!
・富良野のラベンダーが開花するのは6月下旬
・富良野ラベンダーが見頃(ピーク)を迎えるのは7月中旬~下旬
・富良野で栽培されているラベンダーは4種類
富良野は北海道のほぼ中央に位置するエリアで、富良野市・中富良野町・上富良野町をまとめて「富良野エリア」と呼ばれています。広大な土地を生かしてラベンダー栽培が盛んに行われ、ラベンダーの見ごろには国内はもちろん海外から観光客が訪れる人気のエリアです。ドラマ「北の国」のロケ地としても有名で、ドラマファンも多く訪れます。
富良野へは、車やJRでアクセス可能です。車で2時間30分圏内に2つの空港があり、空港からアクセスしやすい立地にあります。交通手段ごとに所要時間や経路をまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
交通手段 | 経路 | 所要時間 |
車 | 新千歳空港から | 約2時間~2時間30分 |
旭川空港から | 約1時間 | |
札幌駅から(高速バス) | 約2時間30分 | |
帯広市から | 約2時間 | |
JR | 新千歳空港から | 約2時間30分 |
旭川駅から | 約1時間 | |
帯広駅から | 約2時間 |
富良野のラベンダーは、早咲きの品種が6月下旬頃に色づき始めます。7月中旬から下旬にかけて開花のピークを迎え、見頃のラベンダーを楽しむことができます。8月に入るとファームによってはすぐに刈り取りがはじまるので、7月中にラベンダー畑に行くのがおすすめです。
ちなみに、刈り取りはラベンダーの手入れで重要な作業です。剪定の一貫として刈り取りを行い、風通しの確保によって高温多湿状態を防ぐことで、株を健康に保って翌年もきれいに咲くように手入れしています。
ラベンダーというと紫色が印象的ですが、実際どのような花か知らない人も多いかもしれません。ラベンダーはシソ科のハーブで、美しいパープルカラーと心地よい香りが特徴です。高温多湿に弱い反面、寒さには強いため、北海道での栽培に適したハーブと言えます。ラベンダーにはさまざまな種類がありますが、富良野で栽培されているのは以下の4種類です。
濃紫23号は早咲きの品種であるため、いち早く色づき始めます。次に咲き始めるのがようていで、赤みがかった色が特徴です。おかむらさきは富良野でもっとも作付け面積が大きく、濃い紫が印象的で、富良野のラベンダーの中では代表的な品種といえるでしょう。最後に薄い紫のはなもいわが咲き、ラベンダー畑の見頃は終わりに近づいていきます。
花言葉は「沈黙」「清潔」「あなたを待っています」などがあり、作用や香りが連想するイメージはもちろん、ロマンチックな由来もあるハーブです。
富良野にはラベンダーを栽培するファームが多くあり、さまざまな場所で美しいラベンダー畑を楽しめます。どこで見てもラベンダーはきれいですが、ぜひ訪れたいラベンダー畑を7つピックアップしました。
気になるスポットを見つけて、ラベンダー畑を満喫しましょう。
ファーム富田は、富良野のラベンダー畑でもっとも有名といえる人気の観光スポットです。一面紫のトラディショナルラベンダー畑をはじめとして、コスモスやポピーなどさまざまな花が咲く個性豊かな花畑を楽しめます。例年運行しているラベンダーバスは、日本最大級のラベンダー畑「ラベンダーイースト」行き。ラベンダーカラーのトラクターに乗りながら、ラベンダー畑や十勝岳連峰などを眺められる人気の体験です。
カフェやショップなどの施設も豊富で、ラベンダーエキスを使った食べ物やグッズを取り扱っているので、ぜひ立ち寄ってみてください。
住所 | 北海道中富良野町基線北15号 [Googleマップ] |
電話番号 | 0167-39-3939 |
営業時間 | 8:30~18:00 |
料金 | 無料 |
駐車場 | あり(無料) |
アクセス | 新千歳空港から車で約2時間30分 |
公式サイト | ファーム富田 |
フラワーランドかみふらのは上富良野町の花園で、ラベンダーやサルビア、ルピナスなど四季折々の花畑を鑑賞できます。丘陵に位置しているため、見晴らしがよく、ラベンダー畑越しに山々が見えるのが特徴です。
ラベンダーを使った体験メニューが充実しているのも魅力。ラベンダーポプリ入りのまくらや押し花ハガキづくりなどを実施しているので、思い出づくりにぜひ参加してみてください。
住所 | 北海道上富良野町西5線北27号 [Googleマップ] |
電話番号 | 0167-45-9480 |
営業時間 | 4月、11月、3月/9:00~16:00 5~6月、9~10月/9:00~17:00 7~8月/9:00~18:00 12~2月/休業 |
料金 | 無料 |
駐車場 | あり(無料) |
アクセス | 新千歳空港から車で約2時間30分 |
公式サイト | フラワーランドかみふらの |
日の出公園ラベンダー園は、ラベンダー畑やキャンプ場が併設された公園です。濃紫3号やおかむらさきが栽培され、広大な敷地に咲く迫力満点のラベンダー畑を鑑賞できます。
敷地内には展望台があり、ラベンダー畑や十勝岳連邦を一望できるベストスポットです。展望台ではソフトクリームやドリンクが販売されているので、ラベンダー畑のそばでちょっと一息つくのもよいですね。
北星山ラベンダー園の里は、中富良野町のシンボルである北星山からラベンダー畑を見られるスポットです。
観光リフトに乗って山頂を目指しながら、ラベンダーやひまわり、マリーゴールドなどが咲く花畑を眺められます。頂上には展望スペースがあるので、富良野の街並みや十勝岳連峰にも目を向けてみましょう。
住所 | 北海道中富良野町宮町1番41号 [Googleマップ] |
電話番号 | 0167-44-2133 (中富良野町役場 企画課) |
営業時間 | 9:00~18:00 |
料金 | 入園無料 ※リフトは大人400円、子供200円 |
駐車場 | あり(無料) |
アクセス | 新千歳空港から車で約2時間 |
公式サイト | 中富良野町 |
なかふらのフラワーパークは、北星山ラベンダー園の里に隣接している公園です。中富良野町開基100周年につくられ、ラベンダーをはじめとした色とりどりの花々が咲いています。
例年7月にはラベンダーまつりが開催され、おまつりグルメやステージパフォーマンス、花火大会などで盛り上がる場所です。お昼はラベンダーを鑑賞して、夜はラベンダー畑のそばで花火を観てみてはいかがでしょうか。
住所 | 北海道中富良野町宮町2-1 [Googleマップ] |
電話番号 | 0167-44-4488 |
営業時間 | 8:30~17:00 |
料金 | 無料 |
駐車場 | あり(無料) |
アクセス | 新千歳空港から車で約2時間 |
公式サイト | なかふらの観光協会 |
かんのファームでは、丘陵の斜面に植えられたラベンダーやキンギョソウなどの花々を観られます。丘の下から見上げた景色と丘の上から見渡す景色の違いを楽しみながら、園内を散策するのがおすすめです。
日本航空(JAL)のCMで登場した「5本の木」が園内から見えるのも人気の理由。園内のショップでは、ソフトクリームや野菜、雑貨などを販売しているので、ぜひ立ち寄ってみましょう。
住所 | 北海道上富良野町西12線北36号 [Googleマップ] |
電話番号 | 0167-45-9528 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
料金 | 無料 |
駐車場 | あり(無料) |
アクセス | 新千歳空港から車で約2時間20分 |
公式サイト | かんのファーム |
深山峠ラベンダーオーナー園は、丘陵地にあるラベンダー畑です。1年で5株のラベンダーのオーナーになることができ、オーナーの名前をプレートを立てて表示する面白いシステムで運営しています。
ラベンダーの管理やメンテナンスは観光協会が行うため、手入れの手間はかかりません。ラベンダー畑を鑑賞するのはもちろん、自分だけのラベンダーのオーナーになってみるのもおすすめです。
住所 | 北海道上富良野町西9線北34号 [Googleマップ] |
電話番号 | 0167-45-3150 (かみふらの十勝岳観光協会) |
営業時間 | 終日 |
料金 | 無料 |
駐車場 | あり(無料) |
アクセス | 新千歳空港から車で約2時間20分 |
公式サイト | ふらの観光協会 |
ラベンダー畑は、観る以外にも意外な楽しみ方があります。ラベンダーを観ながらアクティブに富良野を楽しむのもおすすめで、雄大な自然を身体で感じられるのが魅力です。ぜひチャレンジしていただきたい富良野のラベンダーの楽しみ方を3つご紹介します。
ラベンダーから抽出したエキスは食べられるので、ラベンダーエキスを使ったラベンダーソフトクリームが富良野の名物になっています。ほんのり紫の見た目を楽しみ、口に入れると、爽やかなラベンダーの香りが広がります。さっぱりした味わいなので、ラベンダーが見頃を迎える暑い時期にぴったりです。
食べ物以外にも、ラベンダーの香りを楽しめるアロマオイルやリードデュフューザーなどのフレグランスグッズも人気があります。ラベンダーソフトクリームを食べた後は、ショップでラベンダーグッズを探してみましょう。
富良野・美瑛ノロッコ号は、例年夏から秋に期間限定で運行し、車窓からラベンダー畑や大雪山などの景色を楽しめるトロッコ列車です。一部区間で通常の列車よりも速度を落とし、ノロノロと運転するのが名前の由来で、じっくり富良野・美瑛の景色を満喫できます。
車内は、6名掛けの木目調のボックスシートと窓を向いた2名掛けの座席で構成。大きな窓は自由に開閉できるので、風を感じながらラベンダー畑を眺められます。
富良野の自然を体感しながら、ラベンダー畑を巡るならレンタサイクルがおすすめ。開けた道を自転車で進めば、ラベンダー畑はもちろん、田園風景や山々など北海道らしい景色を間近に感じられます。
移動に時間や体力は必要ですが、交通機関が少ない富良野では、小回りの効く移動手段です。レンタサイクルを実施している施設は富良野エリアに多くあるので、ぜひ利用してみてください。
富良野のラベンダー畑は6月下旬に咲きはじめ、7月中旬に見頃を迎えます。8月に入ると刈り取りがはじまるので、7月中にラベンダー畑を見に行きましょう。富良野には、ファーム富田やフラワーランドかみふらのなど魅力的なファームが多くあります。花畑の見せ方や立地によって景色が異なるので、レンタカーやレンタサイクルなどでラベンダー畑巡りをするのがおすすめです。ラベンダーソフトクリームやグッズなどを販売しているファームも多いので、ラベンダー畑を鑑賞した後にぜひチェックしてみてください。
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