コラム

洞爺湖に行ったら遊覧船に乗るべし! 魅力と楽しみ方を詳しく紹介

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洞爺湖に行くなら、雄大なレイクビューを眺めるのはもちろん、遊覧船でクルージングするのがおすすめ。心地良い風を感じながら、湖を間近に感じられ、陸地から遠く眺めるのとはまた違った体験を楽しめます。

本記事では、洞爺湖で運航している遊覧船の楽しみ方や魅力を紹介します。運航時間や料金、アクセスも解説しているので、ぜひ利用する前に確認してみてください。

この記事のポイント!
・夏は洞爺湖の大島に降りることができる運航あり
・洞爺湖ロングラン花火大会時期には鑑賞船が運航
・乗船時間は50分~80分

洞爺湖の遊覧船とは?

洞爺湖の遊覧船

洞爺湖では、湖の景色を間近で楽しめる遊覧船が運航しています。「洞爺湖汽船」という会社が遊覧船観光を運営しており、一年を通してクルージングが楽しめるとあって旅行者に人気です。

遊覧船の船体はいくつか種類があり、中でもひと際インパクトがあるのが「エスポワール」。海の上に浮かぶお城のような外観が特徴で、乗る前から圧倒されるでしょう。収容人数は最大310名で、広々とした船内スペースはシックな雰囲気で統一されているので、おしゃれな内装も見どころです。

洞爺湖の遊覧船「トム・ソーヤの冒険合」

「羊蹄(トム・トーヤの冒険号)」「幸福」「高速2000」といった遊覧船もあり、エスポワールとともに湖上のクルージングに連れて行ってくれます。どれに乗れるかは指定できませんが、いずれの遊覧船も内装が素敵で思い出に残るひと時となるほか、何より安全に運航してくれるので安心して楽しむことができます。

運営会社洞爺湖汽船株式会社
住所北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉29
電話番号0142-75-2137
駐車場あり(無料) [Googleマップ]
公式サイト洞爺湖汽船

洞爺湖の遊覧船の楽しみ方と魅力

洞爺湖の遊覧船は、ただ遊覧船から湖を眺められるだけではありません。運航プランや季節ごとに異なる魅力があり、素敵なクルージングや散策を体験できます。遊覧船のおすすめの楽しみ方を紹介するので、ぜひ旅の参考にしてみてください。

夏は島に降りられる!洞爺湖中島巡り遊覧船

洞爺湖の中島

年中運航している「洞爺湖中島巡り遊覧船」は、夏にだけ洞爺湖に浮かぶ島に下船できます。洞爺湖の中心に浮かぶ島を「中島」と呼びますが、実際は大島・弁天島・観音島・饅頭島という4つの島の総称。夏はこの中の大島に下船できるクルーズを実施しています。

洞爺湖の中島にある博物館

大島には、「中島・湖の森博物館」や湖と森のカフェなどの施設があります。博物館で展示を楽しんだ後に、カフェでお茶を楽しむのがおすすめです。また、近くには散策路もあるので、大島の空気や緑を感じながらお散歩してみましょう。

洞爺湖の中島から見る絶景
洞爺湖の中島にある賽銭箱
施設時間料金
中島・湖の森博物館9:00~16:00大人200円、小・中学生100円
湖と森のカフェ10:00~16:00(LO15:30)メニューによる
散策路9:00~14:30無料

これぞまさに特等席!洞爺ロングラン花火鑑賞船

洞爺湖の花火鑑賞船

夏の風物詩である花火を間近で楽しむなら、「洞爺ロングラン花火鑑賞船」はいかがでしょう。例年開催される『洞爺湖ロングラン花火大会』に合わせて運航し、打ち上げポイントに沿って約2kmをクルージングしてくれます。

大迫力の花火がすぐそこに上がり、遮るもののない湖上からくっきりと美しい花火を眺められるのが最大の魅力。洞爺湖の花火大会については以下の記事でも解説しているので、あわせて参考にしてみてください。

\ こちらもチェック /
洞爺湖ロングラン花火大会とは? → こちら

洞爺湖を巡る遊覧船の運航時間・料金

洞爺湖の遊覧船は、運航プランによって所要時間や料金が異なります。年中運航している「洞爺湖中島巡り遊覧船」は、夏期と冬期でルートが異なるので、あらかじめ違いを理解しておきましょう。

夏季は中島(大島)に下船できるため、この場合の所要時間は約80分です。下船しないという選択もできるので、予定に合わせて決めてみてください。

冬期は中島に下船できないため、夏期よりも短い約45分のルートです。まっ白な雪に包まれた山々と透明度の高い湖のコントラストは、変えることのできない無二の美しさ。夏の中島巡りも魅力的ですが、冬の洞爺湖乗船もまた風情があっておすすめです。

洞爺湖中島巡り遊覧船の料金
時期夏季冬期
運航時間8:30~16:30(30分毎)9:00~16:00(60分毎)
所要時間乗船約50分
※中島に下船する場合は約80分
約45分
※中島への下船ができないため
料金大人1,500円、子供750円
洞爺湖の遊覧船が夜は花火鑑賞船に

例年洞爺湖で開催されているロングラン花火大会に合わせて、洞爺ロングラン花火鑑賞船が運航しています。花火大会期間中の20時35分頃から乗り場を出発し、湖上から花火を眺められる遊覧船です。

洞爺湖の花火は温泉街にある各ホテルの客室や湖畔でも見られますが、花火鑑賞船なら打ち上げポイントのほぼ正面から見られるのが最大のポイント!間近で望む花火の迫力は、圧倒的です。

洞爺ロングラン花火鑑賞船の料金
運航期間花火大会の開催日時に準ずる
運航時間20:35~21:20頃
一般料金大人1,600円、子供800円

洞爺湖の遊覧船への行き方・アクセス

洞爺湖の遊覧船は、洞爺湖汽船の近くにある桟橋から乗船できるので、まずは洞爺湖汽船を目指しましょう。ここでは、車・バス・電車それぞれのアクセスをご紹介します。

車でのアクセス

洞爺湖汽船には、無料駐車場があるので、車でのアクセスが便利です。

新千歳空港からは道央自動車道千歳I.C.に入り、虻田洞爺湖I.Cで下車すれば、約1時間30分でスムーズにアクセスできます。札幌方面からアクセスする際は、国道230号線から定山渓と中山峠を通過し、洞爺湖温泉を目指すルートがおすすめです(所要時間:約2時間)

バスでのアクセス

洞爺湖方面へは、道南バスが運航しています。所要時間は、JR札幌駅から洞爺湖温泉行きで約2時間45分、室蘭からJR洞爺駅行きは約2時間10分です。洞爺行きのバスの時刻表を確認したい方は、以下を参考にしてみてください。

※参考:バス時刻表|道南バス

JR・電車でのアクセス

JR・電車を利用する場合は、最寄り駅のJR洞爺駅を目指しましょう。洞爺駅からはバスまたはタクシーで洞爺湖汽船にアクセス可能です。新千歳空港から遊覧船を目指す際は、新千歳空港の次の駅である南千歳駅で下車し、洞爺行きの特急に乗り換えると、約1時間30分で洞爺駅に到着します。

室蘭方面からは東室蘭から洞爺駅まで約30分、函館方面からは函館から洞爺駅まで約1時間30分です。

まとめ

洞爺湖を満喫するなら、遊覧船でのクルージングがおすすめです。湖の景色や空気を楽しみながら湖上を巡り、夏には洞爺湖に浮かぶ大島に下船できます。大島には、博物館やカフェがあり、自然を感じながらゆったり過ごせるのが嬉しいポイントです。

洞爺湖ロングラン花火大会をもっと楽しむなら、花火鑑賞船に乗船してみましょう。花火を正面から見られるので、ひと夏の思い出がきっとできるはず。楽しみ方やアクセスなどを参考にして、遊覧船から洞爺湖を楽しんでみましょう。

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